インド洋ベルトの中枢を担うGCC(湾岸協力会議)加盟各国のGDPが好調に推移する中
ドバイやアブダビを擁するアラブ首長国連邦(UAE)は
ペルシャ湾岸地域の通貨統合計画から脱退(ロイター)を表明しました。
これは、これまで中東の成長に期待していた投資家にとって
驚きを隠せない、重大発表でした。
GCCはUAE、サウジアラビア、カタール、クウェート、バーレーン、オマーンの
ペルシャ湾(アラビア湾)岸の6カ国が加盟する経済協力機構。
これまで、これらのGCC諸国が、通貨統合を行い
巨額のマネーを持つGCC諸国経済が一体となり
GCCの経済成長のスピードをさらに加速するという
いわば投資家にとって、GCC投資を推奨する大きな期待となっていました。
そのGCC経済の中心となるのがサウジアラビアやUAE
その一角を担うUAEが、通貨統合から脱退ということは
GCC通貨統合が「実現しない」ことを意味するわけです。
しかし、この脱退報道があったあとの21日(木)のドバイ市場は
パニック的な売りにならず、安定していました。
通貨統合計画は、ドバイ市場に影響をもていなかったのか
ドバイ市場の底が堅く強靱だったのか。
イスラム圏の市場は、金曜日と土曜日がお休みですので
次回のドバイ市場オープンは日曜日の6月24日になりますね。
日曜日の相場変動にも注目です。
一方で、カタールの首長の顧問は、通貨統合を目指すと言っています。




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