サウジアラビア証券取引所は、アラビア語でタダウルと呼ばれ
現在、143社が上場しています。
サウジアラビア周辺のアラビア湾を取り囲む国々で
湾岸協力会議(GCC)という経済協力体制を敷いています。
GCC加盟国は、サウジアラビアクウェートアラブ首長国連邦カタールバーレーンオマーンです。
サウジアラビア証券取引所では、GCC全体の取引高の68%を占めています。
アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビやドバイに比べると取引コストが安いのが売りのようです。
現在は、外国人機関投資家に対してはGCCにのみ市場取引が解放されていますが
我々日本人の個人投資家ははサウジアラビアの株式を取引することはできます。
サウジアラビア市場の外国人機関投資家への開放は
ここ数年、毎年毎年「もうすぐ開放になるだろう」といわれてきました。
今回も「いつ外国人投資家に市場開放するのか」と質問を投げかけたところ
『サウジアラビアは、お金があるので、急いで外国人投資家を呼び込む必要はない。』
『個別株式ではなく、既に上場しているETFからじわじわと開放することを考えている。』
とのことです。
最後にだめ押しでもう一度「なぜ、外国人投資家に市場開放しないのか」と聞き直したところ
ちょっとむっとした顔で、またそれを聞くのか的な感じで答えていただきました。
『金融ショックが重なり、しばらくはタイミング的に好機ではなかった。
サウジアラビアは石油で外貨を獲得できるため
外貨獲得の手段として株式市場を開放することには、あまり急いでいない。
一番いいときにタイミングよく開放する。』
とのことで、さすが王者サウジアラビア。
自分が世界のペースをつくることになれているようです。
『個人的には、来年市場開放が行われるかな。あくまで個人的な感覚ですが。』
とのお話をいただきましたが
サウジアラビアの外国人機関投資家への市場開放は、いつになることやら。
日本人にとってのサウジアラビア投資先は、個別株による直接投資のほかに
ナショナルバンク・オブ・アブダビ(NBAD)のファンドAJAJ(GCC Opportunities Fund)で
投資することもできます。
NBADの口座はUAEや香港に行けば開設できます。
AJAJはサウジアラビア株を47.44%(2010年9月30日時点)含んだGCCのファンドです。
次回は、3つめの訪問先、経済企画省です。


今、ドバイへ来ています。




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