ジム・ロジャーズ氏が東京にいらしてJASDAQのホールで講演会がありました。
主催:ETFセキュリティーズ
共催:東京証券取引所、東京工業品取引所、東京穀物商品取引所 です。
最初に東証、東工取、東穀の役員のご挨拶と、各市場の概要から始まりました。
- 日経東工取商品指数の上場
- 東穀12月から株式会社に。米と小麦の上場を手がける。
などが、注目でした。
ここから、ジム・ロジャーズ氏の講演
いつもの、冒険のお話と、娘のお話と、子づくり推奨のお話から始まりました。
■中国のお話
- 実際中国で起こってることは、中国人も含めて、みんな知らない。
- 共産主義といわれているが、世界で最も優れた資本主義
- この30年間では中国がもっとも成功している。今後も。
- 中国で問題が発生しても、それで終わりと思わず、中国が世界を変える国だから。
- お金も労力も費やして、世界を回って、アジア、中国がこれから発展するといっている。
■アメリカのお話
- アメリカは世界の債務者。
- ドルの価値はどんどん下がっていく。
- 娘はアジアで銀行口座を持っている、ドル口座を持っていたらどうなるかわかっているから。
- 債権は短期は別だが、長期的にはすぐ売るべき
- 債権のポートフォリオマネージャーがいたらすぐに転職すべき。(笑:いつものおち)
■コモディティのお話
- コモディティのマーケットはあまり知られてない。
- シンプルな需要と供給の問題。不足していれば価格が上がる。
- 供給側サウジの原油は20年間採掘し続けても、埋蔵量は260十万バレルで変わらず。なぜ減らないのか、サウジ曰く、信じるかどうかはあなたしだい。
- 需要側の話をすれば、中国インドの台頭で急速に増えている。車を使う、電力が必要。
- 農産物も含めて、コモディティは、需給バランスが改善(高騰)していて、安全な流れ(ブル相場)になっている。
- コモディティを一般の方が投資しやすくなるという意味で、ETFセキュリティーズのコモディティETFはいい働きをしている。
- 株や先物は税金がかかるが商品ETFは税金がかからないのでびっくりしている。
- 金も含めて、すべての貴金属を持っている。
- 金は、非常に高騰しているので、今は買わないでしょう。
■質疑応答
Q:なぜ、シンガポールにい続けるのですか?北京や上海に住まないのですか?
中国は非常に汚染が進んでいるので、住むのは考えられない。
シンガポールはすばらしい教育も医療もそろっている、
日本は、もっとすばらしい。でも、日本に住むにはお金が足りない。
Q:銀について。デジタルカメラが普及して、銀塩写真の需要が減っていると思うが、今後銀の需要はあがるか。
カメラフィルムについてはビジネスが終わっている、将来はない。必然的に需要が減る。
かつて、鉛が重要なマーケットを失った。鉛入りのペンキが使われなくなった。
鉛の需要は落ちたが、供給がもっと早く落ちたので、市場は強気であった。銀もどうなるか。
すべての供給が足りない状況がまた発生している。なので、コモディティに投資するのがよい。
Q:不動産の話が全くありませんでしたが、不動産はどうなのでしょう。
農地や農地の近辺がいいと思う。
金融センターの周辺の不動産は、私は売った。
日本の不動産のことをいうと影響があるので、アメリカのことを話しますとアイオアがいいと思う。
Q:コモディティの需給が逼迫していくというお話だが、商品の価格はどんどん上がっていくのか。
原油があがり続けて、買えないくらいに高くなったら、いろんなところ(皇居とか)で原油を掘り始めることは、いつかは訪れるかもしれないが、すぐではない。
今までエネルギーを使っていない人たちが使い始めるわけだから、ブルマーケット。
2019年にまた東京に招待していくれたら、私は商品を売るというかもしれない。ジム・ロジャーズは嘘つきだというかもしれない。商品は上がるといったのに。その頃は、価格が上がりきっている頃であれば、売り時なんですね。

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