ちょうど先日「世界の車窓から」で放送された航路と逆方向に移動します。
ダンマン駅外観
サウジ国有鉄道の北の終点駅なので、線路が行き止まりのかたちになっている頭端駅です。
駅舎は人造石造りかコンクリート造のように見えました。
外観は勇壮な存在感あるデザインですが、車社会なので、歩いてここまでくるわけでもなく
街のランドマークといった雰囲気ではありません。
駅外の車付けのひさしを下から見上げると
人造石が角張った波を打って柱スパンを飛ばしています。
屋根の上から見ていないので、ほかに構造体があるかどうかまでは確認できませんが
この形状は、スパンの大きい屋根自重をその材料自身で支えるかたちです。
日本では最近はあまり用いない構法ですが、地震の少ない国だから許されるのでしょう。
駅の中は、改札外に待合のイスがたくさんと、切符売り場があります。
切符売り場や荷物検査は、イスラムの戒律に従って、女性と男性で分けられています。
改札口では、みなさん、A4サイズのeチケットを持って
それを駅員がバーコードリーダーで読み取って改札をしていました。
Eチケット
改札を抜けると、われわれはファーストクラスの待合室へと進みました。
ゆったりくつろげるソファーがたくさんあり、軽食や飲み物が自由にとれるサービスがあります。
ダンマン駅ファーストクラス待合室
そして、いよいよ列車に乗り込みます。
改札内のコンコースは、終点駅にふさわしい壮観な造りです。
ホームの屋根は、暑い国で機能と美観を兼ね備えた膜屋根です。
ファーストクラスのシートは、合成皮革でできていて
ゆったりとしたスペースに、しっかりとしたつくりですが
テーブルやコンセントがいまいちきれいではありません。
ファーストクラス車内の様子
2等車、3等車を見てみると、3等車のシートが日本の特急と同じような布張りのシートです。
食堂車もついています。
食堂車の様子
ファーストクラスのさらに奥の車両は、スイートの豪華客車となっていました。
入って通り抜けようとしたら、腕を捕まれて追い出されました。(汗)
ガソリンが安くて車の方が使いやすいサウジアラビアでは、唯一の旅客鉄道路線ですが
歴史があり、駅舎も車内も快適な空間を保持していると思います。
途中ホフーフ駅に数分停車しました。
ダンマン駅をホームと平行に配置換えしたような造りです。
砂漠の中を一路駆け抜けて4時間後、リヤド駅に到着。
リヤド駅の駅舎は、ダンマン駅とほとんど一緒でした。(ちょっとがっかり)
やっとリヤドに到着し、ホテルへ直行。
成田出発から2日目、ようやくこのツアー初のチェックインです。
すぐ近くの24時間営業パンダストアで夜の買い出しに。
次回は、いよいよ本番、リヤドでの政府機関訪問です。
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