つい1ヶ月前ほどに出版されましたダイヤモンド社の「図解 世界資源マップ」
これは燃料資源の基本、穀物の基本、ベースメタルの基本、レアメタルの基本を頭に入れるのに
海外で資産運用する基礎として、とてもわかりやすく、データも新しい、いい本だと思います。
日本、アメリカ、中国、EU、ロシア、オーストラリア、南米、アフリカ、中東の資源戦略サマリーからはじまり
燃料資源では、メタンハイドレート
食料では、水、米、バイオエタノール
ベースメタルでは、鉄鋼石3大メジャーのヴァーレ(RIO)、BHPビリトン(BHP)、リオティント(RTP)のことや鉄鋼生産メジャーアルセロールミッタルのこと
レアメタルでは、クロムは埋蔵量豊富でなくならないことなど
今、資源について、一から学ぼうとしている方にとって、最適の書であり
資源マニアにとっては、最新データを図解でわかりやすくまとめた、しぶい書でもあると思います。
そんな中、JETROとJOGMECのサイトを見まくっている資源フェチの私にとって
これはと思ったことを少々引用、紹介させていただきます。
これまで気にもとめていなかったせいで気づかなかったベースメタル「錫」が
経済的合理性のある埋蔵量を、あとたったの20年で掘り尽くしてしまう危機にあるということです。
そして、そのほとんどを生産している国は、中国とインドネシア。
レアメタル・レアアース大国の中国、恐るべし。
・・・とここまでは、普通の資源フェチですが
私の場合、ここで、金属時評社が出版するレアメタルハンドブック2008が、すぐ隣にあるために
即座に、錫生産企業名が導き出せるのでありました。
レアメタルハンドブック2008によると、錫を埋蔵量ベスト5は
中国、マレーシア、インドネシア、ペルー、ブラジル。
主要生産企業は・・・これを言ってしまっては、私の優位性が・・・
とはいっても、20年先のことですから、今すぐ投資して、高騰すると言うことでもありませんね。
基、世界資源マップの方に話を戻しますと
先日のジム・ロジャーズの講演と流れを同じにする気になる記述が。
アメリカが輸入に頼っているコモディティは、高騰するという共通点があるのではないか。
この「アメリカが輸入に頼る」といったような
大国が輸入に頼り、そのコモディティが供給不足になると、価格高騰のスピードが増すのは容易に想像できるところですが
世界資源マップに書かれて、今回初めて気づいたことは
「アメリカはレアメタルの多くを輸入に頼っており、なかでもインジウム、レアアースを100%輸入に頼っている。」
という記述でした。
インジウム、レアアースと言えば、ジム・ロジャーズが最近仕込んだ注目のコモディティでしたね。
大国アメリカが100%輸入、大国中国が世界一の生産、という構図を
アメリカ人であるジム・ロジャーズは当たり前のように知っていたのでしょう。
こういうわかりやすい構図、海外投資で資産運用を手掛ける者にとって、大切にしたいものです。
以上、「世界地理の授業はとても大切だった」のコーナーでした。
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