海外投資で資産運用、今回は、サウジアラビア経済視察3つ目の訪問先、経済企画省です。

サウジアラビア 経済企画省プレゼンテーション

経済企画省では、副大臣にお越しいただき、ご説明いただきました。
ご説明は、現在サウジアラビアで推し進めている『The 9th PLAN』について。

The 9th PLANとは、第9次全国総合開発計画のようなもので、2010年8月に承認されました。
2010年から2014年の5年間で、3,850億ドルかけて、様々なインフラや福祉のプロジェクトを推進するものです。
The 9th PLANには 中期にわたる国の開発に関する基本方針が掲げられていて
国全体がそれに向け発展を進めている状況です。

その中で、副大臣に交通プロジェクトについて伺ってみました。
「交通政策について、既に進められている鉄道プロジェクトがありますが
 次の新しい鉄道プロジェクトの話などありましたら、お聞かせください。」と

サウジアラビアでは現在、3つの鉄道建設プロジェクトが進められています。
  1. リヤド~ジェッダ間
    昨日乗ってきましたダンマン~リヤド間の国有鉄道をさらに南西へ延伸し
    サウジアラビア第2の都市ジェッダまで到達させるというものです。
    No.1石油都市ダンマン~首都リヤド~No.1商都港町ジェッダを結ぶ路線は、日本でいえば東海道新幹線にあたる主要幹線となるでしょう。

  2. メッカ~メディナ間
    巡礼鉄道イスラム挙の2大聖地メッカとメディナを抱えるサウジアラビア。
    毎年巡礼月には、世界中からイスラム教徒がハッジ(巡礼)のために聖地を訪れます。
    現在は、メッカからバスなどでジェッダへ、ジェッダから飛行機でメディナへという経路をたどっての移動となりますが、メッカ~メディナ間は500kmくらい。東京~大阪間とほぼ同じで、鉄道で結ぶにはほどよい距離です。
    サウジアラビアは、これら聖地を宗教上の重要な位置づけにしていることはもちろんですが
    巡礼に伴う観光資源としても注目しています。
    巡礼に訪れる信者たちがおとしていくマネーは馬鹿になりません。

  3. ノース・サウス鉄道
    既にプロジェクトがだいぶ進んでいる上記2プロジェクトは
    車両を欧米系企業が、土木を中国系企業が受注し、日本の入る余地はないとのことですが
    ノース・サウス鉄道は、まだまだこれからなのでチャンスはまだあるとのこと。
また、既に進んでいる2プロジェクトについても、鉄道本体は入る余地がないが
駅周辺の都市計画などはまだまだこれからなので、おそくない。
だそうです。
2011年秋現在では、インフラや車両はすでに海外の企業が受注していて一部完成しています。
かなり、でかい話なので、どこまで正確な情報なのか見当がつきません。

次回は、少しここいらで一息入れて、サウジアラビアの歴代国王についてお勉強といきましょう。

海外投資で資産運用、今回は、サウジアラビア証券取引所です。

サウジアラビア証券取引所 Tadawul タダウル
サウジアラビア証券取引所は、アラビア語でタダウルと呼ばれ
現在、143社が上場しています。

サウジアラビア周辺のアラビア湾を取り囲む国々で
湾岸協力会議(GCC)という経済協力体制を敷いています。
GCC加盟国は、サウジアラビアクウェートアラブ首長国連邦カタールバーレーンオマーンです。

サウジアラビア証券取引所では、GCC全体の取引高の68%を占めています。
アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビやドバイに比べると取引コストが安いのが売りのようです。

サウジアラビア証券取引所プレゼンテーション  サウジアラビア証券取引所プレゼンテーション2

現在は、外国人機関投資家に対してはGCCにのみ市場取引が解放されていますが
我々日本人の個人投資家ははサウジアラビアの株式を取引することはできます。
サウジアラビア市場の外国人機関投資家への開放は
ここ数年、毎年毎年「もうすぐ開放になるだろう」といわれてきました。

今回も「いつ外国人投資家に市場開放するのか」と質問を投げかけたところ
『サウジアラビアは、お金があるので、急いで外国人投資家を呼び込む必要はない。』
『個別株式ではなく、既に上場しているETFからじわじわと開放することを考えている。』

とのことです。

最後にだめ押しでもう一度「なぜ、外国人投資家に市場開放しないのか」と聞き直したところ
ちょっとむっとした顔で、またそれを聞くのか的な感じで答えていただきました。
『金融ショックが重なり、しばらくはタイミング的に好機ではなかった。
 サウジアラビアは石油で外貨を獲得できるため
 外貨獲得の手段として株式市場を開放することには、あまり急いでいない。
 一番いいときにタイミングよく開放する。』

とのことで、さすが王者サウジアラビア。
自分が世界のペースをつくることになれているようです。

『個人的には、来年市場開放が行われるかな。あくまで個人的な感覚ですが。』
 とのお話をいただきましたが
サウジアラビアの外国人機関投資家への市場開放は、いつになることやら。

日本人にとってのサウジアラビア投資先は、個別株による直接投資のほかに
ナショナルバンク・オブ・アブダビ(NBAD)のファンドAJAJ(GCC Opportunities Fund)で
投資することもできます。
NBADの口座はUAEや香港に行けば開設できます。
AJAJはサウジアラビア株を47.44%(2010年9月30日時点)含んだGCCのファンドです。

次回は、3つめの訪問先、経済企画省です。


海外投資で資産運用、今回は、リヤドに入って、一夜明け、本格的に政府機関への訪問です。

リヤド初日、政府機関訪問先は
  • 商工省 国家産業開発計画機構
  • サウジアラビア証券取引所=タダウル
  • 経済企画省
でした。

最初の訪問先は、商工省の国家産業開発計画機構
サウジアラビア商務省

営業マーケティング部長からプレゼンをいただきました。
サウジアラビア商務省営業マーケティング部長プレゼンテーション 
サウジアラビアの商売といえば、もちろん石油ですが
第6代国王キング・アブドゥッラーのもと、新エネルギー、環境政策に力を注いでいるため
今後は、環境をきれいにする事業や、太陽光発電産業が、ウェイトを占めてくるとのこと。

サウジアラビアは、石油産出国でありながら、石油に依存する国家体質から脱却すべく
代替エネルギー産業に力を注いでいます。

 キング・アブドゥッラーが推し進めている国内の都市開発や産業改革が進む
   ↓
 国内のエネルギー需要が爆発的に増加する
   ↓
 輸出している石油を、国内向けに使わざるを得なくなる
   ↓
 石油輸出による外貨獲得がままならなくなる
   ↓
 国の発展に必要な資金が不足し、原動力がなくなる。

といったことを想定し、比較的余裕のある今の時代から
石油依存から脱却する政策を目に見える形で推し進めています。

 新エネルギーによる、エネルギー供給体制を構築する
   ↓
 国内向けに石油を消費しなくて済む
   ↓
 産出した石油は外貨獲得のため、輸出に向けられる
   ↓
 オイルマネーがざっくざく
   ↓
 国の政策、新エネルギー、水、環境、食料、教育に予算を向けられる
   ↓
 キングダム・オブ・サウジアラビア安泰

ということになります。
このような政策に合わせて、世界各国から、関連製品を持つ企業が売り込みに来ているわけですが
サウジアラビアで外国企業が自社製品を売るには、まずパートナーとなる代理店が必要。
通常3~4年かけて、さまざまなコネクションを通じて、サウジ国内のパートナーを得ても
SAGIA(Saudi Arabian General Investment Authority:サウジアラビア総合投資院)を通して
ライセンスを受けなければ、仕事ができないとのことです。

次回は、2つめの訪問先、タダウル=サウジアラビア証券取引所です。


海外投資で資産運用、今回はダンマン駅からリヤド駅を走る鉄道です。

ちょうど先日「世界の車窓から」で放送された航路と逆方向に移動します。

サウジアラビア ダンマン駅外観(ダンマーム駅)

ダンマン駅外観

サウジ国有鉄道の北の終点駅なので、線路が行き止まりのかたちになっている頭端駅です。

サウジアラビア ダンマン駅頭端(ダンマーム駅)


駅舎は人造石造りかコンクリート造のように見えました。
外観は勇壮な存在感あるデザインですが、車社会なので、歩いてここまでくるわけでもなく
街のランドマークといった雰囲気ではありません。

駅外の車付けのひさしを下から見上げると
人造石が角張った波を打って柱スパンを飛ばしています。
サウジアラビア ダンマン駅車付け屋根(ダンマーム駅)
  
サウジアラビア ダンマン駅車付け屋根裏(ダンマーム駅)

屋根の上から見ていないので、ほかに構造体があるかどうかまでは確認できませんが
この形状は、スパンの大きい屋根自重をその材料自身で支えるかたちです。
日本では最近はあまり用いない構法ですが、地震の少ない国だから許されるのでしょう。

駅の中は、改札外に待合のイスがたくさんと、切符売り場があります。
サウジアラビア ダンマン駅待合スペース(ダンマーム駅)
 
サウジアラビア ダンマン駅切符売り場(ダンマーム駅)

切符売り場や荷物検査は、イスラムの戒律に従って、女性と男性で分けられています。
改札口では、みなさん、A4サイズのeチケットを持って
それを駅員がバーコードリーダーで読み取って改札をしていました。
サウジ鉄道Eチケット

Eチケット

改札を抜けると、われわれはファーストクラスの待合室へと進みました。
ゆったりくつろげるソファーがたくさんあり、軽食や飲み物が自由にとれるサービスがあります。
サウジアラビア鉄道 ダンマン駅改札内ファーストクラス待合室

ダンマン駅ファーストクラス待合室

そして、いよいよ列車に乗り込みます。
改札内のコンコースは、終点駅にふさわしい壮観な造りです。
サウジアラビア鉄道 ダンマン駅改札内コンコース(ダンマーム駅)


ホームの屋根は、暑い国で機能と美観を兼ね備えた膜屋根です。
サウジアラビア鉄道 ダンマン駅ホーム上家(ダンマーム駅)


ファーストクラスのシートは、合成皮革でできていて
ゆったりとしたスペースに、しっかりとしたつくりですが
テーブルやコンセントがいまいちきれいではありません。
サウジアラビア鉄道ファーストクラス車内

ファーストクラス車内の様子

2等車、3等車を見てみると、3等車のシートが日本の特急と同じような布張りのシートです。
食堂車もついています。
サウジアラビア鉄道食堂車

食堂車の様子

ファーストクラスのさらに奥の車両は、スイートの豪華客車となっていました。
入って通り抜けようとしたら、腕を捕まれて追い出されました。(汗)

ガソリンが安くて車の方が使いやすいサウジアラビアでは、唯一の旅客鉄道路線ですが
歴史があり、駅舎も車内も快適な空間を保持していると思います。

途中ホフーフ駅に数分停車しました。
サウジアラビア鉄道 ホフーフ駅

ダンマン駅をホームと平行に配置換えしたような造りです。

砂漠の中を一路駆け抜けて4時間後、リヤド駅に到着。
サウジアラビア鉄道 リヤド駅ホーム

リヤド駅の駅舎は、ダンマン駅とほとんど一緒でした。(ちょっとがっかり)

やっとリヤドに到着し、ホテルへ直行。
成田出発から2日目、ようやくこのツアー初のチェックインです。
リヤドパレスホテル外観.JPG
 
サウジアラビア リヤドパレスホテルロビー


すぐ近くの24時間営業パンダストアで夜の買い出しに。
サウジアラビア スーパーマーケット panda パンダ


次回は、いよいよ本番、リヤドでの政府機関訪問です。
海外投資で資産運用、今回は、いざ石油メジャーシティ ダンマン(ダンマーム)入り。

サウジアラビアの富豪が住むダンマンの街を抜けて
世界のオイル採掘メジャー「サウジアラムコ」のエキシビションへ。
サウジアラムコエキシビション外観
 
サウジアラムコエキシビション

  • オイルの使われ方の歴史
  • オイルの出来方
  • オイルはどのような形で存在しているか
  • オイルの精製法
  • オイルの採掘法
など、オイルコモディティマニアにはたまらない展示内容。
サウジアラムコ展示1
 
サウジアラムコ展示2

サウジアラムコ展示3.JPG



地下3kmを疑似体験できるエレベーターや、3D映画による学習映像などもありました。
ちょっとしたアトラクション。

国境からダンマン駅までの道中は、砂漠の中からダンマン市街へ




ダンマンは、石油王国サウジアラビアの中でも、最も石油のとれる場所
人口82万人。 オイルマネーにどっぷりつかった富豪たちが住む街だそうです。

サウジアラムコは、1980年に、当時アメリカの民間企業だったアラビアン・アメリカン・オイル・カンパニー(通称:アラムコ)をサウジアラビアが全資産買収することに成功した国営の会社。
サウジアラビアは、石油採掘企業サウジアラムコを国営とすることで
石油価格をコントロールしてきたわけです。

サウジアラムコ、名実ともに世界一のオイル産出会社。
その産出量、埋蔵量ともに世界一。
我々日本も、サウジアラムコのおかげで平和で裕福な生活ができているのです。

次回は、ダンマンから首都リヤドへのサウジアラビア国有鉄道です。
海外投資で資産運用、今回は、GCCの一角バーレーンです。

サウジアラビア経済視察初日は、成田からドバイを経由してバーレーンへ入りました。
ドバイからバーレーンの移動は、飛行機で1時間ほど。
少し小さめの旅客機での移動でした。
バーレーン空港外観

バーレーン空港ターミナル

バーレーンの空港では、パスポートコントロールで6米ドルの空港利用税を払いました。
細かい紙幣がなかったので、財布に入っていた100UAEディルハムを差し出すと、おつりがバーレーンディナールで返ってきました。

バーレーン空港で米ドルをサウジアラビアリヤルに両替。
ついでに、バーレーンディナールも2度と使わないので一緒に両替しました。
レシートも出てこない超適当そうに見える両替です。
初めてのバーレーンで、初のバーレーンディナールと、サウジリヤルを手にしました。

バーレーンから、陸路でのサウジ入り。

大きな地図で見る
右がバーレーン、島国です。よく見ると、右下にはドバイのパームジュメイラのように、人工島のリゾートっぽいのがあります。
左がサウジアラビア。左上には、ダンマン(Dammam)が見えます。
バーレーンとサウジアラビアは、全長26kmもあるキング・ファハド・コーズウェイという海峡大橋でつながっています。
この橋が出来てから、お酒や娯楽が禁じられているサウジアラビアから、週末のバーレーンへの観光流入が急増し、バーレーンへ多大な経済効果をもたたらしているそうです。
バーレーン市街は、かなり開発が進んでいて、近代的なビルも建ち並んでいます。







いざソーディァレイビア(サウジアラビア)へ!!
サウジアラビア国境.JPG

サウジアラビア国境の料金所?のようなセキュリティ

移動は、VIP待遇のベンツリムジンバスで。
ベンツバス1号.JPG


今回我々は、官庁等への視察ということで、ビジネスビザでの入国です。
サウジに陸路で入国する場合、パスポートコントロールで、両手10指の指紋と顔写真を撮られます。
厳重かと思いきや、荷物検査は超適当。
形式的に指紋や顔写真を撮ってセキュリティを高めているふりをして
荷物検査を怠るくらいなら、空港のセキュリティと同じように効率的にチェックして
観光需要に応えましょう、サウジアラビア王国さん。

次回は、世界一のオイルシティ ダンマンと世界一のオイル産出企業サウジアラムコについてです。
海外投資で資産運用、本日のお題は、今回のサウジアラビア経済視察の行程全貌です。

今回のツアーの経路は
  1. 成田からドバイ経由でバーレーン
  2. バーレーンから陸路で国境を越え、サウジアラビアへ入国
  3. サウジアラビアでは、まず、石油メジャーシティ ダンマン(ダンマーム)へ
  4. ダンマンから鉄道でリヤドへ入り
  5. 2日間リヤドで政府機関等を視察、ヒアリング
  6. リヤドから空路で商都港町ジェッダ
  7. ジェッダの2日間では、淡水化プラント、大学等を視察
  8. ジェッダから空路でイスラム2大聖地のひとつメディナ
  9. メディナからアルウラへ入り
  10. アルウラから歴史と運命の世界遺産マダインサーレ
  11. 紅海沿いを渡り、ウェッジからジェッダ、ジェッダからドバイ経由で成田
という行程です。
サウジアラビア経済視察ツアー行程マップ

サウジアラビア大使館の協力を得
個人旅行や観光ツアーでは簡単には入れない施設に入り
会えない人物に会えて
直接サウジアラビアのこれからをうかがい知ることのできる、非常にレアな経済視察ツアーです。

このツアーを企画してくださった、石田和靖氏、藤沢久美氏、大使館、クラブツーリズムの方々に感謝いたします。

次回は、いよいよツアーの詳細。まずはバーレーン、ダンマンからです。




海外投資で資産運用、本日のお題は、今なぜサウジか。
サウジアラビアのポテンシャル、ビジョンについてです。



強靱な資金力を背景に、今後、国内の経済発展とともに
エネルギー消費が爆発的にふくれあがるという予想から
今は輸出している石油が、いずれは国内向けに使わざるを得ない時がくるだろうと

そうなると、外貨を稼ぐ石油輸出がままならなくなるため
余裕のある今から、国内エネルギー生産を新エネルギーに置き換え
将来に備えるという国家戦略のストーリーがあります。
これにともなう、内需の拡大と都市開発が、国および国内企業の成長に結びつき
オイルマネーをバックにした急成長が見込める国です。

急成長といえば、中東ではドバイが有名ですが
サウジアラビアは、スローペースの急成長?ともいうべきでしょうか
石油のとれないドバイとは違って石油が担保ともなり
崩れない経済成長が第6代国王キング・アブドゥッラーのもと、進められています。

また、中東には、サウジアラビア以外にも経済発展のポテンシャルが高い国が多くあります。
シリア、イランなどは、今後の期待が高まる国々です。
しかしながら、ただ単にポテンシャルがあれば、投資対象になるのかというとそうでもないでしょう。

  1. 経済成長ポテンシャルがある。
  2. 今後急激に株式市場に外国人機関投資家のマネーが流入する兆しがある。
の2点がそろっていなければならないと思うのです。



一つ目の経済成長ポテンシャルがあるというのは
日本やアメリカのような圧倒的な経済力を持つ可能性があるということではありません。
今と比べて、飛躍的に経済成長するポテンシャルがあるということです。

今が、非常にレベルが低ければ、成長の先はさほど高くなくても
相対的に飛躍したことになります。
ポテンシャル=潜在力です。今は表面に現れていない力のことです。

逆に、今が非常にレベルが高ければ、成長の先のレベルも高くても
相対的には成長した先にあまり差がなければ、ポテンシャルがあったとは言えません。

この点、発展途上国や新興国は
国のリーダーがビジョンを示したり、もともと地の利があったりすれば
今後の飛躍的な発展が期待できる国々に該当するでしょう。



二つ目の外国人機関投資家のマネー流入というのは
何らかの変化があって市場にマネーが流入することなのですが
いろいろなケースが考えられます。

サウジアラビアのように、外国人が株を買いたくても市場が開放されていないところは
市場が開放されることにより、マネーの流入が起こるきっかけとなるでしょう。

イラクのように、市場が開放されていても、社会や政治が乱れていて
投資家が投資を控えていたところは
社会の混乱やリーダーの活躍により、投資可能な安全が整えられ
マネーの流入が起こるきっかけとなるでしょう。

特に何も起こらないところには、市場の変化も何も起こらないと思います。
ポテンシャルがあり、着実に成長しているだけでは、市場に如実な変化は起こらないと思います。

サウジアラビアでは、第5代国王キング・ファハドが国家の発展のために何もしなかったのに対し
現在の第6代国王キング・アブドゥッラーは、次から次へと変革のビジョンを打ち出し
具現化することで、国民にも非常に慕われているとのことです。(ジェッダ人より)

  1. 石油から新エネルギーへ乗り換えるエネルギー改革
  2. 安全かつ機能的な大量の水を確保する水供給改革
  3. 緑化や自然保護などの環境改革
  4. 国土利用や世界的な人口増を鑑みての食料改革
  5. そして、都市開発や雇用拡大などの経済改革
  6. さらにこれらを支える教育改革
が今のサウジアラビア王国のビジョンです。

キング・アブドゥッラーは、これらの改革を目に見える形で着実に具現化してきました
そしてこれからのビジョンも描き、国民に示しています。
まさに、スリーピングジャイアント=眠れる巨人が、今立ち上がろうとしてるのです。
海外投資で資産運用、本日のお題は、サウジアラビア経済視察ツアー

新エネルギー時代への脱皮を図る中東の眠れる巨人サウジアラビアにやって参りました。
サウジアラビアの経済戦略の要となる企業や団体を訪問し、実際の都市を視察するツアーです。
ツアー参加者は、サウジに関係する事業の経営者の方々が多く、私は一個人投資家として参加しています。

今なぜ、サウジアラビアかといえば 経済ショックを背景に、世界中が復活を遂げようとしている中
サウジアラビアは第6代国王キング・アブドゥッラーのもと、オイルマネーをバックに
淡々と未来国家へ変貌を遂げる足踏みをし始めているためです。

ようは、眠っていた巨人が、一気に立ち上がろうとしているので、今が投資のしどころということです。
サウジアラビア株は、証券取引が一般外国人にまだ開放されていないため
今のところ日本人の投資手段は非常に限られますが
タイミングを見計らっての市場開放が準備されているところです。
そのことについては、次回以降、サウジ証券取引所訪問のところで詳しく述べたいと思います。

次回は、眠れる巨人サウジアラビアのポテンシャルとビジョンについてです。

海外投資で資産運用、本日のお題は、10年前の中国を探せ!!

急成長を遂げて安定期に入る前の国に投資して、草の根時代の中国のような国を見つけられるか。

 

急成長を目前にしている国、治安や豊かさが改善されようとしている国を見つけられるように

チョットした見える化をしてみました。

世界各国の成長度とカントリーリスク.jpg

縦軸は、OECD(経済協力開発機構)のカントリーリスク

横軸は、私の主観による国の成長度です。

横軸も、国民1人あたりGDPやGDP成長率などに置き換えると、もっと客観的なマトリクスになるかもしれませんが、ここでは、私の頭の整理を兼ねたマインドマップとしてご覧ください。

(このほかにも、たくさんの国々がありますが、スペースの都合上載せ切れていません。)

 

左下の方にある国々は、まだまだリスクが高くて投資が難しい国が集まっていると思います。しかし、これから指数関数的な成長が見込まれる国々です。

もう少し、リスクが軽くならないと、成長が見込めるといえども、積極的に投資するには躊躇するでしょう。

逆に右上の方にある国々は、成熟しきって、今後急速な成長は見込めませんが、比較的平和な国々なので、多くの投資家がポートフォリオのメイン部分をリスクの低い国々にウェイトを置いているでしょう。

ちょうど、真ん中辺にある国々が、いわゆる新興国

BRICsやNEXT11で顔なじみの国々が、真ん中辺に集まっています。今まさに成長し続けていて、投資対象としてはおもしろい国々ばかりですが、既に多くの投資資金が流入しているので、株価もそれなりに上がってしまっています。

1. リスクが低くて(上の方にあって)、
2. これから成長する(新興国、成長国あたり)国
が投資対象のおもしろみとしては理想的です。それに近いのはクウェート、サウジアラビアあたりでしょうか。

 

もう一つ見方を変えてみましょう。

この図を静的なものととらえずに、時間と共に変化していくことを思い浮かべるのです。

そうしますと、図上でポジションが動きつつある国が見えてきます。

PIGSあたりは、ストンと落ちていくでしょうか。

BRICsあたりは、ゆっくりと右上へシフトするかもしれません。

しかし、この辺は既に資金が流入済みの国々です。

まだ資金が流入していない左下の国々が右上へシフトしたらどうなるでしょう。

それが10年前の中国です。

 

リスクが減る。平和が訪れる。経済復興を成し遂げる。そんな動きを今まさにしている国があれば、

左下から右上へシフトします。

イラクやスリランカのような、戦争が終わった国々が、それに該当するかもしれません。

まだまだ和平は少々遠いですが、スーダンも紛争が終わったことになっています。

この、左下から右上へのシフトを見逃しては、非常にもったいないです。

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メディア掲載履歴

  日経ヴェリタス2011年2月27日号  
日経ヴェリタス2010年2月27日号『放電塔 金融記者座談会 中東緊迫、個人マネーもあおり』個人投資家としてのコメントが掲載されました。P.71

 

勝てるCFD投資虎の巻 『勝てるCFD投資虎の巻』で個人投資家としてオリジナル投資術が掲載されました。P.106〜119

 

¥enSPA!2010年7月号 ¥enSPA!2010年夏号『CFD最新戦術マスター講座』でCFD実践者としてインタビュー記事が掲載されました。P.143

ワールドインベスターズTV 66ライブ 成長の入り口に入った、イラク株投資に挑戦 ワールドインベスターズTV 66ライブで『成長の入り口に入った、イラク株投資に挑戦』について語りました。

日経マネー 2010年5月号 特別企画 個人投資家 ドバイ・アブダビ視察ツアー報告会
日経マネー2010年5月号『ドバイ・アブダビ視察ツアー報告会』で個人投資家としてコメントが掲載されました。P.136,137

日経ヴェリタス 2009年11月15日 イラク株投資
日経ヴェリタス2009年11月15日号『スマートライフ 交流サイトで投資人脈づくり』でイラク投資のオフ会や口座開設のことなど紹介されました。P.53

週間SPA 2009年9月8日号 イラク株投資
SPA!2009年9月8日号 『マネー得捜本部 イラク株投資にチャレンジしてみた!!』で投資家としてインタビュー記事が掲載されました。P.131

 

日経マネー5月号 はじめてのCFD 日経マネー2009年5月号 『初めてのCFD』特集の『4人のCFD達人に聞く勝ち抜けテクニック』でCFDトレードの体験談を掲載しました。P.87

 
日経マネー2月号 ワールドインベスターズ香港オフ会
日経マネー2009年2月号 『ワールドインベスターズ香港オフ会記事』でコメントしました。P.38,39
 
 
 
2008秋¥enSPA!ワールドインベスターズがひまわり証券とCFD対談
¥enSPA!2008年秋号 『CFD投資で世界征服計画 海外投資SNSメンバーがCFDの疑問を解決!』で出演しました。P.70,71
 
日経マネー2008年11月号今こそスタートのチャンス サブプライム後の新グローバル投資 CFD
日経マネー2008年11月号 『サブプライム後の新グローバル投資 CFD』でCFD投資を行う個人投資家としてコメントしました。P.73
 
WEB SPA!海外投資スゴイヤツ列伝 エマージング
WEB SPA!2008年5月21日 私の海外投資活動のインタビュー記事が、『海外投資スゴイヤツ列伝』に掲載されました。
 
日経金融新聞2007年12月18日 1面トップ記事『ザ・コジン』で海外投資セミナーに参加した投資家としてインタビュー内容が掲載されました。

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